
体験プログラム①実施報告~これからの医療を考えるために日本の医療の現在地を知ろう~


「日本で最先端の治療法が届かないのはなぜ?」というテーマのもと、複数の体験プログラムを通じて学び、学生同士で資材を制作し、それを広く情報発信していくことを目的とした今回の企画。その第一弾として、体験プログラム①「これからの医療を考えるために日本の医療の現在地を知ろう」を開催しました。
体験プログラム①概要
日時:2025年3月13日(木)
場所:日本橋ライフサイエンスビル(AM)/アステラス製薬本社(PM)
主な内容:
- 自己紹介/オリエンテーション
- 岸部知佐子様 ご講演
- Innovation for NEW HOPE発起人 森尾友宏氏 ご講演
まずはお互いを知るために、自己紹介を行いました。
22人もの参加者が、円陣を組みながら自己紹介しました。大学・学部やバックグラウンドも多様で、それぞれのパーソナリティを垣間見ることができ、これからの協働がとても楽しみになりました。
自己紹介の様子
岸部知佐子様の講演では、ご子息の治療の道のりで直面したさまざまな課題や、その時々の会話、正直なお気持ちをお話しいただきました。
ご自身の直面した医療課題について、学生にも理解しやすい語り口でご講演いただきました。今回、医療課題に直面された当事者の方から直接お話を伺い、改めて解決すべき重要な問題であると感じました。 参加した学生が時おり涙ぐみながら真剣に聴いていた姿が印象的で、私たちはこの現状を変えることへの挑戦意欲を一層強くしました。
Innovation for NEW HOPE発起人 森尾氏の講演では、臨床医の立場から、ドラッグ・ラグ/ロスの現状や最先端の治療法への期待についてお話しいただきました。
講演中には質疑応答の時間が設けられ、森尾氏と学生が双方向にコミュニケーションを取りながら講演が進行しました。学生からはドラッグ・ラグ/ロスの要因について鋭い質問がいくつか寄せられ、森尾氏自身の視点から丁寧に回答してくださいました。これにより、医療課題について多面的に理解を深めることができました。
その後、ドラッグ・ラグ/ロスの要因についてグループディスカッションを行い、事務局から補足のレクチャーを行いました。
最後に皆で記念撮影!
今回のプログラムを通じて、参加メンバー同士の相互理解が深まるとともに、医療課題の現状とその要因についての理解が一層進展しました。
本企画は体験プログラム②へと続きます。引き続きご期待ください。
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