「第24回日本ミトコンドリア学会年会 ランチョンセミナー」開催報告 学生×Innovation for NEW HOPE企画「学生が挑む!市民の疑問解決プロジェクト~最先端の治療法を届けるために~」
「日本で最先端の治療法が届かないのはなぜ?」をテーマに、学生たちが体験や学びを通じて資材を制作し、広く情報発信をする今回の企画。
2025年11月14日(金)、Innovation for NEW HOPE (IfNH)委員の一人である小坂仁氏が大会長を務める第24回日本ミトコンドリア学会年会 (以下、本年会)のランチョンセミナーでIfNH「学生が挑む!市民の疑問解決プロジェクト」で研究者向け資材を制作してくれたチーム『三位一体』が発表を行いました!
セミナーテーマ:Toward a Society Where Cutting-Edge Therapies Reach Patients(最先端の治療法が届く社会を目指して)
座長:埼玉医科大学 客員教授・名誉教授 大竹明先生
演者:
・アステラス製薬株式会社アドボカシー部 大野好美
・自治医科大学小児科学・教授 小坂仁氏
・IfNH学生アンバサダー『三位一体』
ランチョンセミナーには基礎研究・臨床に従事する医療関係者の方々、企業の皆さま、学生など、約160名が参加してくださいました。本テーマへの関心の高さがうかがえるセミナーとなりました。
チーム「三位一体」の学生メンバーの中には、文系や非医学・薬学の理系メンバーもおり、「研究者」というターゲットにどのような内容を伝えるのが適切か悩みながら、動画や発表スライドの制作に取り組んできました。
当日は、学会発表やこれほど大勢の前での発表は初めてという学生も多く、緊張しながらも、自分たちの活動や想いを生き生きと語ってくれました。終了後には、大きな充実感と達成感を得たようでした。
アンケートでは「このような問題に意識を向ける学生がいることに希望を持てました」「素晴らしい取り組みでぜひ頑張ってほしい」「創薬研究に携わる者として気が引き締まりました」「若い方だけでなく、我々もできることから活動していきたい」など、たくさんの応援の声や決意の声をいただけ、学生の力を改めて実感する機会にもなりました。
これからも、最先端の治療法を持続的に患者さんに届ける社会を実現するために、活動を続けてまいります!
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