超ECO祭2025ブース出展報告 学生×Innovation for NEW HOPE企画「学生が挑む!市民の疑問解決プロジェクト~最先端の治療法を届けるために~」
「日本で最先端の治療法が届かないのはなぜ?」をテーマに、学生たちが体験や学びを通じて資材を制作し、広く情報発信をする今回の企画。2025年11月1日(土)および2日(日)の2日間、イオンモールKYOTOで開催された「超ECO祭2025」に、「おくすりレンジャー」チームが制作した創薬プロセスをたどる大きなマス目のすごろくを、『すごろくdeおくすりが届くまでを体験しよう!』と題して、チームの学生4名およびその他の協力学生7名と共に出展しました。超ECO祭は健康・医療と環境のエコ活動を“共に創り上げる”ことをテーマにしたイベントです。Innovation for NEW HOPEの超ECO祭出展は今回で2年連続となり、いずれの回も学生と協働しています。
ショッピングモールという場所柄、親子連れの来場が多いと予想していましたが、2日間で計182名のブース来場者のうち、半分以上が大人の方でした。床に置いたすごろくの大きなマス目の上にしゃがみこんで、学生の説明を聞いたり、クイズやゲームに一喜一憂する小さな子供たちの姿は微笑ましく、一方で大人の方も真剣に学生の説明に耳を傾けながら、わからないことがあったら質問をされていました。今回の実装を通じて、このすごろくが老若男女を問わず、楽しみながら創薬プロセスを学べる優れた教材であることを強く実感しました。
来場者からは、「創薬の長い道のりを理解できた」「薬をつくるには多くの時間と手間が必要と知った」といった創薬プロセスやその大変さに関するコメントに加え、「『プラセボ』という言葉を学んだ」「薬価のところが興味深かった」など、来場者が様々な学びを得たことがうかがえる多くのメッセージが寄せられました。また、運営に関わった学生たちからは、「伝える側を経験してすごく嬉しい気持ちになった」「来場者との対話が楽しかった」というポジティブなコメントのみならず、「集客のための宣伝の工夫が必要」「マス目の説明をもっと平易にしたほうがよい」など改善ポイントも挙がりました。
このすごろくは、別の機会での出展も今後予定しています。今回の体験を生かしてさらにブラッシュアップすべく、学生たちと共に協働を続けてまいります。
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ブース全体像
当日の様子①
当日の様子②
当日の様子③
当日の様子④
当日の様子⑤
当日の様子⑥
来場者からのメッセージ
スタッフ学生と一緒に