関連活動

資材制作プログラム参加の大学生による母校講演

資材制作プログラム参加の大学生による母校講演

学生資材制作プログラムで協働した大学生の一人、きくちゃん(明治薬科大学)が、日本の医療課題や本プロジェクトの取り組みについて、より多くの方々に知ってもらいたいとの想いから、自ら企画・実行し、母校(埼玉県内の私立高校)で講演を行いました。

学生資材制作プログラム後の個別面談で、きくちゃんから「制作した資材について、母校の高校で話してみたい」との要望を聞いたのは202412月。その後、自身が作成した企画書をもって母校の先生に打診したところご快諾いただき、20253月中旬、理数科1年生の授業(第3-4限)での実施となりました。

当日は、理数科1年生約30名に加え、2年生数名および高校の教員数名が聴講しました。まずは、自身の高校時代を振り返った経験談や、母校の後輩たちへのアドバイスを交えたお話があり、その後、日本の医療課題としてドラッグ・ラグ/ロスや創薬の難しさについて、動画やクイズなども取り入れながら、わかりやすく説明されました。さらに、きくちゃん自身がプログラムで制作した資材についても紹介がありました。講演後は、高校生たちとのグループトークの時間も設けられ、ざっくばらんな先輩・後輩の交流の場となりました。

学生発表スライドより終了後のアンケートでは、印象に残ったこととして「ドラッグ・ラグ/ロス」「新しい薬をつくるのに時間やお金がかかる」「日本では薬の値段は国が決める」などが挙げられ、きくちゃんのメッセージが母校の後輩たちにしっかり伝わっていることが確認できました。企画から実行まで一人でがんばったきくちゃんも「上手くいって大満足」とのことで、達成感やモチベーションアップにつながったことは何よりうれしかったです。今回の母校での講演に影響を受けた他の学生さんからも「母校や自大学での講演をしてみたい」との声が上がっており、学生から学生へと広がるアドボカシーの輪、そしてやる気の連鎖に大いに期待しています。

よろしければSNS等で大切な方にご共有いただけると嬉しいです。
 
公式Xアカウントもぜひフォローください。