実施報告

「流通経済大学付属柏中学校での授業」実施報告 学生×Innovation for NEW HOPE企画「学生が挑む!市民の疑問解決プロジェクト~最先端の治療法を届けるために~」

「流通経済大学付属柏中学校での授業」実施報告 学生×Innovation for NEW HOPE企画「学生が挑む!市民の疑問解決プロジェクト~最先端の治療法を届けるために~」

「日本で最先端の治療法が届かないのはなぜ?」をテーマに、学生たちが体験や学びを通じて資材を制作し、広く情報発信をする今回の企画

今回、流通経済大学付属柏中学校の兼龍盛先生に機会をいただき、Innovation for NEW HOPEIfNH)の「学生が挑む!市民の疑問解決プロジェクト」で高校生向け資材を制作したチーム『東西🐭』が、授業を実施しました!

 

授業の概要

・対象:中学2年生(約150名)

・授業時間:総合的な学習の時間(1限目:授業、2限目:ディスカッションと全体共有)

・タイトル:中学生だからこそ聞いておきたい医療の話―届かない薬の現実を知るー

 

1限目の授業では、身近なおくすりに関するクイズやドラッグラグ・ドラッグロスに関する動画の視聴、双方向での質問など、中学生の興味を引く工夫をすることで、生徒の皆さんは難しい内容にも積極的に向き合い、真剣に講義を聴いてくれていました。

2限目は「ドラッグラグ・ドラッグロス解消のため私達ができることは?」をテーマに、いくつかの視点から近くの生徒同士でディスカッションを行いました。チーム『東西🐭』のメンバーである大学生・大学院生が教室を周りながら、中学生からの質問に答え、ディスカッションを促す声掛けを行ったことで、とても活発な議論が行われました。中学生からは「病気にならないように生活習慣を見直す」「多くの人にこの話を知ってもらう」「寄付金を集める」など、様々な意見が出ました。

中学生の活気を感じながらの授業は大学生・大学院生にとって、大きな達成感と自信につながる機会となりました。

 

参加した中学生からは、「とても分かりやすく楽しい授業だった。私も大学生になったらやってみたい」「身近な薬も長い期間やたくさんのお金、人をかけていたのでそのことを考えながら薬を使っていきたい」「医療にはあまり興味はありませんでしたがわかりやすい解説で理解がとても深まりました」という声をいただきました。

授業の様子

ディスカッションの様子

さらに、今回の取り組みは1日の授業だけで終わるものではありませんでした!その後の探求活動として、「遺伝子治療・細胞医療」「薬ができるまで」「薬価制度」「社会保障制度」「ドラッグラグ・ドラッグロス」の5つのテーマの中から、それぞれが興味のある分野を選び、調べ、学習を進めていただいています。大学生・大学院生による授業をきっかけに、中学生の興味・関心が広がっていることを、私たちも非常に嬉しく感じます。

事後 探求活動の様子

これからも、最先端の治療法を持続的に患者さんに届ける社会を実現するために、活動を続けてまいります。

 

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