小坂氏、学生アンバサダーの登壇「第68回日本小児神経学会学術集会会長企画」

小坂氏、学生アンバサダーの登壇「第68回日本小児神経学会学術集会会長企画」

2026年6月6日(土)に、第68回日本小児神経学会学術集会において、会長企画「最先端治療を“届ける”ために ― 小児難治性神経疾患治療への挑戦ー」(令和6年度大学教育再生戦略推進費「高度な臨床・研究能力を有する医師養成促進支援」関連企画)が、日本小児神経学会と自治医科大学の共催により開催されました。本学術集会の大会長でInnovation for NEW HOPE(IfNH)委員の一人である小坂仁氏、IfNH「学生が挑む!市民の疑問解決プロジェクト」に参加した学生アンバサダー、同プロジェクトで授業の機会を提供いただいた流通経済大学付属柏中学校の兼龍盛先生が登壇しました。 本企画は、小坂仁氏が座長を務め、様々な立場の方が最先端治療の普及に関する取り組み事例を共有しました。

まず、小坂氏は、希少疾患の現状、医師主導治験の取り組みや、「一人の患者さんのための治療」(N-of-1)から「次の患者さんにもつながる仕組み」 (N-of-1+)作りについて紹介しました。また、科学を社会に届け、社会で支える新しい仕組みをつくること、そしてその挑戦を次世代につなぐ重要性を強調しました。

次に、自治医科大学の小島華林先生は、小児難治性神経疾患の遺伝子治療の具体的な実施例とその効果について動画も交えて詳しく紹介しました。また、患者さんやそのご家族の声や体験談についても話されました。

学生アンバサダーは、大学生や中高生向けに医療課題を伝える活動において、理解と関心を高めるだけではなく、自分ごと化して行動変容を促すまでの工夫などを紹介し、多様な専門性や立場の学生が社会課題解決に関わる意義についても伝えました。

最後に、兼龍盛先生は、中学校で最先端治療や医療課題を総合学習で扱う教育的意義を説明され、IfNHとの協働による実践例とその成果を紹介しました。また、学校の学びを学会レベルの専門性とつなげる必要性についても話されました。

学術集会最終日の早朝にも関わらず、会場には100名以上の方が参加し熱心に聞き入っていました。登壇者だけでなく参加者全員で最先端治療を子どもたちに届けるために何が必要かについて考える機会になりました。

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